焙煎機のシリンダーを銅で作りました

長年の調理経験から、食品を加熱する器具に最適な素材は「銅」と考えています。

 

ということで焙煎機のシリンダーを銅で作りました。

たぶん世界初。

 

ついでに直火式から半熱風式へ。

 

長さが15mmほど伸びたので後方カバーをチョップして作り直しました。

 

上下のフレは1mm以内。

0.8mm厚の銅板を手作業で丸めただけにしては中々の精度が出たと思います。

フロントパネルとのクリアランスは、回しながらひたすらヤスリをかけて0.5mm以下に押さえました。

豆が落ちなきゃいいんです☺︎

 

銅はステンレスの24倍、鉄の6倍、アルミの1.5倍の熱伝導率です。

熱伝導率が高いほど熱を受け取りやすく渡しやすい、つまり材料へ熱を伝えやすいと考えられ、パンチングメタルの直火式より柔らかい加熱だけど穴無しの鋳鉄より高い表面温度、という状態を狙っています。

 

組み込んではバラしてを繰り返すこと丸4日。この間、焙煎がストップしてすみません。

納得いくまで調整できました。

 

そして前作から引き続き、平和の文字を4ヶ国語で刻んでいます。

マニ車システムにより焙煎しながら世界平和を祈ります。

 

広島原爆の日ですね。

想いが次世代へ繋がりますように☺︎

 

ΘΘΘΘΘΘΘΘΘΘ