足元の銀河

足元の暗闇に浮かぶ銀河を見つけたのだ。

 

僕の住む星はどこだろうと目をこらして覗き込む、その僕もまた深淵に覗かれているのなら、顔を上げて空を覗き返してみる。

 

目が合うなり僕らはひとつの像を結ぶだろう。

 

パースペクティブは円環と共に崩壊するだろう。

 

回帰から逸脱するすべを、暗闇に探しているのだ。

 

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