先週末に無事幕を閉じたみやざき眞君の木工展。
足を運んでいただいた皆さま、お心寄せいただいた皆さま、ありがとうございました☕️
僕は常々思うのだけど、コーヒーは「人を繋ぎ場を作る媒体」であってほしい。
モノを中心にヒトが集まる、またはヒトからヒトへモノが巡る。そこにコトが生まれる。
そんなイメージにぴったりの温かい展示会でした。
コロナ禍のなか現実から仮想空間への移行が加速し、実在とは何か、その概念が揺らいでいます。
便利さとリアリティを増す仮想空間にしばしば僕らは騙されるけど、常に頭の片隅を覚ましておかなければ忘れてしまいそうになります。
それらは情報の集積にしか過ぎないということを。
僕もあなたも情報では無い。
一緒にコーヒーを飲むこの時間が、僕らに生の確かさを与えてくれる、この先も。
そのとき手にしたカップの手触りを、忘れない限り。
作品の器でコーヒーを供していると、そんなエモいポエムが浮かびました。
ヒトがモノに込めた想いと、手にしたヒトの内面が共鳴し応答(correspondence)する、その双方向性の非言語コミュニケーションは人類史上ずっと僕らを優しく繋いでいて、この日の堺町画廊にも悠久の営みを紡ぐ幸福な時間が流れていました。
この世界を継承してくれる僕らのニューカマー、山帆くん(生まれたての眞君の息子ちゃん)もいたしね。
それではご報告まで。
またどこかでお会いしましょう☺︎
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